■伏線考察研究会・機密会議室過去ログ No.63■
サンジと北の大地ミッキュオのワイン 02/08/04 〜 09/18
通常No.61「客船オービット号の謎」も参照。

 サンジが北の海出身と言うことで、そこで北の海について考えてみたのですが。

 作中にこれまで出てきた北の海エピソードは、「ウソップのゴーグル」。あれは北の海最新モデルなわけですが、それを深読みすると、北の海は「軍事」関係で発展していたのでは?

 もしくは、軍用の製品を多く必要とするあたり、何かしらの事件が起きていたのでは?
 と言う推測が浮かび上がってきました。

 サンジはルフィと「空軍ゴムシュート」と言うコンボ技を編み出しましたが、ワンピース世界のあの時代、空軍ってあったんですかね?何か起きている北の海だからこそ、存在したのでは?

 …だとすると、サンジは危険な北の海を脱出して、東の海に来たのかも。


 答えにならないんですが、ゼフと出会った場所が東の海とは限らないですよね?もし、そこが北の海だとしたら。嵐に巻き込まれてひょっとしたら東の海に流れついたとしたら。まあ、赤い土の大陸を嵐くらいで越えられるとは思えないですが。
 北の海が軍事関係で発達しているとは今の段階では何とも言えませんね。14巻の124話でMr.5が誇っていた銃は南の海製ですし。
 ただ言える事は、北の海出身の人達は「うそつきノーランド」の影響からかリアリストが多い気がします。
 他にも作中に出てきた北の海のエピソードと思われるものはあります。
 それは5巻の43話でフルボディが言っていた「北の大地ミッキュオ」です。ここの地域は「イテュルツブルガー・シュタイン」というワインで有名らしいです。

 尾田先生がさりげなく出している地名やアイテムは結構重要なことが多いので、これらの名前を覚えていても損はないと思います。それに、これらは今までの経験上、本編に関わって来る可能性も十分あると思います。
 では、関わるとしたらどのようになるのでしょうか?

 私はこのように考えました。この「北の大地ミッキュオ」こそが、われらがサンジの故郷であるのだと。
 私は、サンジがフルボディに予約とは違うワインを出したのは伏線だと思っています。

 「北の大地ミッキュオ」で生まれ育ったサンジは、あのワインは故郷の人々の血の滲むような努力の結晶だと知っているので、フルボディには「故郷の人々の誇りを飲む資格はない」と予約とは違うワインを出したのではないでしょうか?

 いくらバラティエが乱暴でも、いくらサンジがウェイターには慣れてなくても、普通なら予約をとっている責任上ちゃんと注文された品は出すと思うし、副料理長でもあるサンジにとってそのことは重々承知だったと思います。

 このことからフルボディに予約通りのワインを出さなかったことは、単にサンジのきまぐれではないと思います。
それでもサンジはこのワインのことになると、どうしても客にこだわってしまうのではないでしょうか?

 サンジにとってこの特別なワインは、いくら客に頼まれようと、いくら金を積まれようと、それを飲むにふさわしい相手以外には決して出さなかったのだと思います。

 そして、ふさわしい相手が現れたときには「お嬢さん、こちらで一緒に飲みませんか?」とか言って、そのワインを客と一緒にベランダで語り合いながら飲んでいたのかも知れません。
 完全に妄想なんですけど、こんなエピソードがあれば素敵だと思いません?


 「ミッキュオ」がサンジの故郷である、もしくはサンジの生い立ちに関係してくる可能性は十分にあり得ると思います。北の海で唯一地名の出ている地域ですしね。

 しかし、「サンジにとってこの特別なワインは、いくら客に頼まれようと、いくら金を積まれようと、それを飲むにふさわしい相手以外には決して出さない」…というのはどうでしょうか?

 仮にサンジが「ふさわしくない奴」と思ったとしても、それはワインを出した後の会話によるものでしょう。それまではフルボディがどんな奴だったかはわからなかったと思います。

 あの時、フルボディは「オーナーに予約入れといた」と言っています。しかし当の“オーナー”ゼフはルフィがはね返した砲弾のせいで大変なことになってました(笑)。そのせいで店内が混乱しており、オーナーから副料理長へ予約のワインのことが伝わってなかっただけではないでしょうか?サンジは予約のことを知らないので、料理に合うワインを自分の判断で出してしまった、と。

 北の海のゴーグル、南の海のピストルですが、これは最弱の東の海よりも他の海の技術が進歩しているということだと思ってました。


 フルボディがオーナーにしていた予約について…
 通常、レストランのこうした予約はかなり前からしておきますよね。

 当然オーナーは前日までにこうした予約の内容はコック達に知らせておいたはずです。でないと材料の買い出しやら何やらの準備が整いません。

 なので、当日オーナーにアクシデントが起こり店内が混乱していたとしても、予約されたワインは滞りなく用意が出来ていたと思われます。
 サンジだって予約表を見ないでウェイターの代わりをすることはしないでしょう。だとすると、やはりサンジのあの行動は確信犯だったのではないでしょうか?

 次にサンジがフルボディについて知っていたかどうかについて
 これは微妙なんですが、パティが彼を知っていたことから、フルボディはあの辺の海では有名な海軍将校だったようで、サンジも彼の噂を知っていたのではないでしょうか?
 それか、もしくはレストランでの彼の態度が気に入らなかったとか……

 それにしても北の海と南の海は情報が少ないですよね。まぁ、それこそ考察のしがいがあるっていうもんですけど。


 私が思うに、あれは本当に「北の大地ミッキュオ」のワインだったのではないでしょうか。
 けれど、フルボディの自身満々な態度に(うっとりするような美女もいることだし)恥をかかせたくなり、「クソちがいます」と、言ったのではないでしょうか。
 「それは本当はナントカです」と言ってないし・・。
 私はワインを別のものに取り替えた理由を、単に注文された料理との相性を考えて「あの料理なら、アレよりコッチのワインの方が合う」としたと思っていたのですが、皆さんの意見を拝見していると私の考えが単純だったのかもしれませんね(笑)


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