■伏線考察研究会・会議室過去ログ No.70■
「未開の地」とは?  02/07/22 〜 07/22

 8巻の69話で、ヨサクが七武海についての説明をしている所があります。
 その中に「“七武海”は未開の地や海賊を略奪のカモとし・・・」とありました。しかし、海賊は分かりますが「未開の地」とは一体どういう所のことを指すのでしょうか?

 もし、そこが単なる文明が遅れてる地域の事を指すのなら、そういった所の略奪を認める政府は非人道的だと思います。明らかに政府はこの土地を見捨て、または差別をしていることになります。

 私の予想では「未開の地」とは世界政府に加盟してない国(地域)か、もしくは政府に敵対する国(地域)のことだと思います。実際にも“プライヴェーティア”と呼ばれた海賊達は敵国の船なら収穫の何割かを政府に収めることで海賊行為を許されていたそうです。

 未開の地が世界政府加盟国でないならば、「ダンスパウダー」の製造や所持をすることができるので、クロコダイルはそこで製造しようと資金源として世界政府の通貨(?)であるベリーではなく「銀」が必要だった事もうなずけます。

 未開の地にはどういう人達が住んでいるのか? そして何故、世界政府は七武海にそれらの土地の略奪を許してしまったんだと思いますか?


 未開の地という言葉の意味は、たぶん人の知恵の入っていない土地、開拓されていない土地、などといったもので、文明が後れているのではなく、人の力が加わっていないであろう土地のことを指すのでは。

 そこが、どういった物か具体的に例を挙げますと、リトルガーデンや空島などがそう言えそうです。

 まず、リトルガーデンですが、これはもう見たまんまです、人間が全く手の触れていない土地、巨人はいますが、、、(まあ彼らの場合はあの島に固執している訳ではないと思うんで、置いときます。)
 で、リトルガーデンから何を得る(略奪する)かと言えば、恐竜など太古に滅んだ動物などですかね(どこかの研究施設に売ればそこそこのお金になると思うんで)。

 次に空島ですが、これは発見自体が難しいので、人がいる居ないよりもまず、発見が優先されるので、もしかしたら空島自体に賞金が懸かっているかもしれませんし、もし人が住んでいない場合そこにある物は勝手に持って行って(略奪して)良いことになります。

 と、要するに、私が言いたい事は、未開の地を略奪していいよ、という事はつまり、未発見の土地を発見してそこにある物を持っていっていいよ、と言う事ではないでしょうか、世界政府としても、未発見の土地を発見してもらえば、新たな資源や新種の生き物などが見つかる可能性があり、そうすれば学術的、資金的に発展出来ますし、万が一そこに人が住んでいた場合には、新たな貿易口が出来るわけですから、奨励したくもなるでしょう。


 私は「未開の地」とは、単にラフテルのように今まで人が(ほとんど)訪れなかった場所と思っています。
 現実の例でいうと、アメリカの発見当時(この頃はインドと思い込んでいたから難あり)や、その後の西部開拓のインディアン迫害や略奪、もしくはその土地の地下資源(金など)の無断発掘でしょうか。

 文明が後れている地という意見には、少々疑問が在ります。世界政府に敵対している国ならまだしも、加盟していない国まで対象にするのは非人道的であるという事です。

 今で言うなら、国連が「加盟してない国には、戦争を仕掛けようが、テロを起こそうが関係ない。」と言っているような感じがするのですが。

 もう一つはダンスパウダーと銀のことです。
 以前「ダンスパウダーとは何か?」という内容の議題が出た事があり、そこでダンスパウダーはヨウ化銀ではないか?という意見が出ていました。
 つまり、銀はダンスパウダーの購入の資金ではなく、そのものの材料になっているのではないかと思います。



 「未開の地」とは「世界政府に知られていない地域」であり、その中で「人間によって開拓されていない場所」と「開拓されている場所」に別れると思います。

 ONE PIECEに言う「大海賊時代」が世界史の「大航海時代」を下敷きにしているとするならば、南米を発見した際のヨーロッパのように「ヨーロッパから見て未開だと思われた地域の略奪」があると思うのです。

 これは時代が別なので単純に現在の価値観で人道的or非人道的を断ずることはできません。が、「ある」か「ない」かで言えば「ある」可能性は高いと思います。どうも海軍のいう「絶対的正義」もうさんくさくなってきている気がしますし・・・。


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