1. 白ひげ海賊団のマークの不気味 01/01/11
いつの間にやら、新世紀になってしまい、一時の熱が醒めたかのように、昨年12月はほぼずーっと、論文書きが途絶えてしまっておりました…申し訳ありません。
で、今回久々の新作発表…ですが、これは少々、新年にはふさわしくなく、かなり苦しい・キツイ内容です。特に、最近とみに目立ってきたエースファンには、猛反発・ブーイングをくらいそうな内容です。ええ、わかっていますとも。
しかし、もうあえて書かせていただきます。「切れ味の鋭い辛口トーク」こそが、我らが伏考研(謎)の最大の持ち味でもあるはずなので、ここはもう、世間の荒波を押し切って、あえてイバラの道を進ませていただくのです、ハイ。
で、今回のそもそものきっかけは、伏考研からの年賀メールにも付けていた、「Piracy!」のエースのキャラトークページ用に描いた、背中を見せているエースのイラスト…だった。
彼が背中に大きく、自身が誇りと崇める「白ひげ海賊団のマーク」を刺青として彫り込んでいることは、むろん以前から承知していたが、そのマークのデザインについては、これまではさほど気に止めていなかった。しかし…
このマークのベースになっているものは…ひょっとしなくても、「鉤十字(ハーケンクロイツ)」…かの、20世紀最大の悪名高き独裁者、アドルフ・ヒットラー率いる「ナチス」のそれではないか?
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2. 白ひげとロジャー・バギーの関係 02/06/14
ずいぶん長らく、大物海賊であろう事実だけは確かながら、実体がさっぱり不明だった、海賊「白ひげ」。しかしようやく、多くの謎と疑惑を一気に詰め込んで放出させたかのような、第233話「世界最高権力」において、その為人の一部が明かされてきた。
よってここでは、その断片的な情報から、推測しうるかぎりの妄想をあげていきたいと思うのだが、まず、今回の作中で明らかになった点としては。
●世界政府の最高権力は「五老星」と呼ばれる5人の老人たちが握っており、また彼らは「赤髪」と「白ひげ」の接触を恐れている(またこのあたりの経緯から、「赤髪海賊団」「白ひげ海賊団」ともに、政府公認の海賊「七武海」には加盟していない事実が判明した)
●「五老星」は、どうやら三大勢力の均衡を保つために「七武海」を設置し、またクロコダイルが抜けた後の欠員を、早急に埋めようと画策している。
●バギーはかつて「白ひげ」に会ったことがあり、彼の認識では「白ひげ」は、あの海賊王ゴールド・ロジャーのライバル的存在で、ワンピースに最も近い位置にいる、現時点で最大規模の海賊団を率い、ついでに「仲間への裏切り」を許さない気性の持ち主である。
ま、とにかく!! 予想をはるかに超える大物だったらしい「白ひげ」に関して、以下、順に推測を展開してみる。
1.白ひげの年齢、およびバギーとの関係
これに関しては、まず何と言っても「ロジャーとライバルだった」という事実から、やはりかの海賊王と同年代くらいなのだろう…と推測していくのが普通だと思う。
では、ロジャーの年齢であるが…22年前に処刑された彼は、どう低く見積もっても、30代には達していただろう…と思われる。とすると、それから22年を生きた白ひげは、少なくとも50歳は超えて、もはや初老の域に入っている、「五老星」同様の「お年寄り」なのではなかろうか?
ただしこの世界、年老いたからといってパワーダウンにつながる例はあまりなく、クック海賊団船長・ゼフや、71歳で砲撃を全身で受け止めて平気だった、謎の老人クロッカス、はたまたDr.くれはのように、元気&最強すぎるご老人の例は大勢いるので、年寄りだからといって、その戦闘能力や立場を危ぶむ理由はまったくない。
また、それなら現在20歳のエースが、彼を父親世代と見立てて「オヤジ」と呼んでいるのも、まあなんとなく、うなずけるところもあるだろう。
さて…では、そうなると、今度は彼と直接に会ったという、バギーとの年代差が気になってくる。バギーはかつてシャンクスと共に、同じ海賊船で海賊見習いをしていたのでから、こちらはシャンクスと同年代と考えて、現在30代半ば程度とみるのが順当であろう。
となれば、その「会った」時の状況は、はたしていかなるものだったのか。バギー海賊団の部下たちやアルビダには、さっぱり白ひげについての認識がない(グランドラインへ入ったのも、バギー以外のメンバーは皆初めてではなかろうか、と思われるフシもある)ので、バギー海賊団結成後、つまり自分自身も海賊団の船長として、対等の立場で、ということは、まず考えられないと思う。
となると、次にもっともありえそうなのが、やはり「シャンクスとともに、海賊見習いをしていた時代」である。
当時の彼が、今のルフィたちと同じ10代後半であったと仮定するなら、まあほぼ20年前くらい、ゴールド・ロジャーが死して大海賊時代が幕を開けた…まさにその当時に、ロジャーに匹敵する大物海賊…という認識で、すでに壮年期に達していた白ひげを、畏怖と尊敬の念で見上げたのではあるまいか。
ただ、その後、自分と同期のシャンクスが、今ではその白ひげと並んで存在を重要視される大物海賊となっているのに比べ、バギー自身は、最弱の海・東の海ではそこそこ有名な海賊、という程度にとどまっている(そしていまだに、白ひげに対して不可侵の怖れを抱いている)点に関して、本人の立場と心境は、どんなものなのだろう??
ま、バギーの認識では、すべてはシャンクスが元凶(彼のフェイントによってバラバラの実を飲み込むハメになり、海底への探索をあきらめて陸上の宝集めに走らざるを得なかった→人生計画に10年の遅れをとってしまった)ということになっているらしいが。
2.白ひげとゴールド・ロジャーの関係
白ひげ海賊団二番隊長エースが、ひとりグランドラインを逆行して旅をしていた理由は、「仲間殺し」という海賊船で最大の裏切りを犯して逃亡した、「黒ひげ」海賊団を追うためであった。
以前のエース登場時、彼の口から聞かされたかぎりでは、てっきりエース自身がそのような裏切りを許せない性分で、何としても自身の手でカタつけるべく、自ら志願してその任についたのではないか…とも思われたのだが、
バギーの情報によれば、白ひげもまた、そのような行為を嫌う性分らしい…ということなので、これはエース個人の主観よりも、白ひげ海賊団全体に浸透している意識・規律に従って、エースが動かされた、というほうが事実に近いのではないか、という気がしてきた。
では、彼をここまで「仲間」や「裏切り」に敏感にさせたものは何か?? …と考えると、私はどうも、そこにゴールド・ロジャーがからんでいるのではないか、という疑惑が浮かんできたのである。
ゴールド・ロジャーと白ひげは、かつてライバルだったというが、最終的にワンピースを手に入れて「海賊王」の称号を手にしたのはロジャーのほうであり、つまり端的に言うと白ひげは、ライバルとの競争に「負けた」のだ。
では、ひょっとしてこの「ライバル争い」の過程で、何か、ロジャーに「裏切り」「出し抜き」に近い仕打ちを受けたのではないか?
とか、今自分が、あらためてワンピースを求め、海賊王を目指しているのも、どこか、自分よりはるかに名高い「栄誉」を手にしてくれたロジャーに対する、屈折した嫉み、憎悪に近い感情が根源になっているのではないか?
など。
また、彼とロジャーの間に何らかの確執があったとすると、海賊王たるロジャーが22年前、何故あっさり海軍に捕らえられ、処刑されることになったのか? という、冒頭にイキナリ提示されながら、いまだに解けない最大の謎にも、ひとつの解決点が示されそうに思うのである。
すなわち、ロジャーに匹敵する強大な力を持ち、彼に嫉み・恨みを抱いた人間から、ロジャーを海軍に売り渡す何らかの画策が背後に動いたのでは…? ということなのだが…